大会前~山形駅まで移動
九州予選から一週間後。この南東北編は最も観光を楽しんだ遠征でした。
南東北大会の会場の天童も当日入りは難しいので新幹線で向かうことに。
私は旅行好きで、日本各地色んなところに旅行はしていますが、実は東北に滞在するのはほぼ初めて。
アマ王将で負け続きなのは気が重かったですが、とても楽しみにしていました。
さて、東京から乗り換えで東北新幹線へ。昔、函館に行く際に乗ったことがありますが、東海道新幹線より広くて快適。車窓からの景色も綺麗でよかったです。
山形駅→蔵王温泉
山形駅に到着後、近くに樹氷と温泉の名所の蔵王があるのでバスで向かうことに。
蔵王温泉では温泉街に硫黄の香りがした湯気が立ち昇っていて、何とも趣がありました。
さて、近くに共同入浴施設の川原湯があったので入ることに。
100円を料金箱に入れて入浴したのですが、こちらの温泉は足元からお湯が湧き出してる温泉ファンなら大満足の温泉。
硫黄と酸性がかなり強くて、入り応えのある温泉でした。
また、風呂上がりの腹ごしらえに玉こんにゃくを買ったのですが、これがものすごく美味しい。しかもかなり安くてコスパ最高でした。
その後はロープウェイに登ったのですが、途中で雨とみぞれが降ってずぶ濡れに(涙)
よくよく気温を見たら1℃・・・どうりで寒いわけでした。
そして下山後に山道を少し歩いて大露天風呂に入りにいきました。
これが本当に素晴らしい温泉で、人生で一番と言って良い最高の露天風呂でした。
泉質もさることながら川や周りの自然の風景も素晴らしく、そして湯温もぬるめと熱めの両方があり、結局2時間近く入ってました(汗)※写真は引用
蔵王温泉→天童
さて、蔵王を離れた後は天童へ。将棋の街として有名ですが、街の至る所に将棋の駒をモチーフにしたものがあってとても面白かったです。
と、ここでトラブルが発生。蔵王で雨の中で山道を歩いてせいで靴が履き潰れてしまうことに…
宿の近くにありがたいことに24時間営業のスーパーが有ったので靴を探したのですが、スリッパしかなかったのでそちらを買うことに。
以降は家路までこのスリッパで行くことになってしまいました(汗)
大会
大会の将棋の様子はこちらの記事へ
さて、いよいよ大会当日。会場は、ほほえみの宿 滝の湯。中学生選抜大会や稀にアマ全国大会で使われている旅館になります。
今回のアマ王将南東北は天童市の市民大会も兼ねているようでクラス分けがされていて、画像のような看板もありました。
会場に入ると、とても大きな将棋盤を発見。
記念に自分が好きな三間飛車穴熊の局面を作って写真を撮りました。近くにいた親子連れの人に少し見られてて恥ずかしかったです(汗)
ところで、アマ王将戦では大会受付をすると参加賞として黄色いタオル(通称アマ王将タオル)を貰います。しかし、今回の大会では何と参加賞で山形名産のラフランスを頂きました。
洋梨はとても好きなので嬉しかったですが、タオルがないのが不思議で、
私「タオルは貰えないんですか?」
受付の方「?」
みたいな会話をして何だか可笑しな感じでした。
また、会場にある駒を見てみると、どれもしっかりとしたもので全国大会で使用するようなものばかり。こういった会場で真剣勝負を出来るのは本当に良いなと思います。
そんなこんなで開会式が始まり大会がスタート。
さて、予選が早く終わったので、会場の外を見てみるとなんと電王手君がそこに!生で見たのは初めてなのでちょっと感動しました笑
市のフェスティバルだからか、他には駒職人の方が実演をしていたりして見てて楽しかったです。
そして、本戦まで時間に余裕がかなり有ったので、日帰り入浴もをしてみることに。
こちらは単純泉の入りやすい温泉で肌に優しい温泉でした。昨日、硫黄泉に入りすぎて肌が少しピリピリしてたのでかなり効きました。
大会後
今回の大会は四位だったので記念に大きな置き駒をもらいました。
また、閉会式後に今回の大会の審判長の藤森先生と少しお話をしたところ、私がプロ棋戦に出た時の話をしてくださりました。とてもありがたいファンサービスで感動しました。
そして、滝の湯さんは本当に素晴らしい会場だったので、是非また行きたいですね。今度は出来れば宿泊もしたいです。
さて、翌日はお土産を沢山買いました。山形名物の「だし」は初めて買ったのですが、かなり美味しかったので今度自分の家でも作ってみたいです。また、帰路で飲むために買ったずんだシェイクはずんだ餡とクリームがマッチしてて最高でした。
東北はすごく楽しかったので、今度は北東北予選にも出たいと思った遠征でした。
~完~
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