アマ王将巡り⑥ 10/15 九州編

大会

大会前

関西予選から一週間後。九州の博多へは当日入りをすることに。本当は前日入りをしたかったのですが何故かホテルが高いところが多かったので新幹線で向かいました。大会受付ぎりぎりの時間になりそうだったので間に合うか心配でしたが何とか会場につくことができました。

大会

九州大会の参加人数は64名前後。予選(2勝通過2敗失格)の後に本戦で、持ち時間は25切れでした。

私は人数の都合上、予選一局目は不戦勝。一回勝てば予選突破となりました。

予選二回戦は九州の方と。戦型は相手の先手中飛車に居飛車で対抗することに。

▲5六銀型から▲4五銀と出た局面。中飛車が後手番だと居玉の勘定ですが、この場合は▲4八玉が入っているのが大きく、居飛車から見ると厄介な形。ここで△8六歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲同 歩 △6四銀と攻めたのですが、冷静に▲3四銀だと▲5六飛車が味が良いのでそこまでいい攻めではなかったかもしれません。平凡に△3三銀が無難でした。

実戦は大きく形勢が離れることなく戦いが続いていたのですが図の△5九馬に▲同 金が敗着に。ここでは▲5六馬が正着でやや苦しかったかもしれません。本譜は▲同 金に△6五桂が非常に厳しく一気に勝勢に。以下は攻め切って勝つことができました。

本戦一回戦は四国(恐らく)の方。調べてみると奨励会に在籍していたこともあるようです。戦型はこちらの三間飛車穴熊に銀冠。

駒を繰り替えて駒組みが終わった上図。ここで▲6五歩と突かれました。ここは同歩や5筋と3筋の突き捨てを入れてから手を戻す、じっと△4二飛車などどれもあったと思うのですが、下手な手を指すと抑え込まれて完封負けしてしまうので10分以上長考してしまい、悩んだ末に△7五歩と悪手を指してしまいました。「長考に好手なし」とは言いますが、それ以上に25切れでの持ち時間の浪費は致命的でした。早く決断する勇気が持てなかったのは反省です。

実戦はアヤを求めて暴れていき、上図で△5八銀と攻めましたが▲8九飛と逃げられて損することに。ここはじっと△3七歩成りが正着でそれならまだ難しかったと思います。

最終盤、ここで△7三金打が悪手で、ここは飛車を切って△6七と金や銀を見せて勝負をするしかなかったです。実戦は△7三金打に▲6三銀と打たれ、ここでも飛車を切ればまだ頑張れたのですが、時間切迫で△6五歩としてしまい、以下▲7四銀成で負けに。指し手の内容もですが、やはり25切れという厳しいルールの中で時間の使い方がよくなかったのが大きな敗因でした。

これで九州大会は本戦一回戦のベスト32で敗退。これまでで一番悪い成績で流石にショックが大きかったです。

大会後

あまりにも早く負けてしまい手持ち無沙汰になってしまったところ、調べたら太宰府天満宮が会場から近かったので急遽そちらにお参りすることに。はじめて行ったのですが建物はもちろんお土産屋さんも沢山あってとても面白かったです。また、前回の貴船神社にも続いてしっかりアマ王将代表獲得を願っておきました。

帰りの新幹線で食べるように田舎庵さんといううなぎ屋さんのうなぎ弁当を買ったのですがこれがとてもおいしくて少し元気が出ました。

いよいよ次の南東北は最も遠い天童での開催。とても気が重かったですが、東関東予選と同じくらい印象に残る大会となりました。

今回の戦績

ベスト32

南東北編へ続く

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